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心の声・心の音が和む「心理学・占星学・魂からのメッセージ」自動手記コラム

言葉はツール〜共通言語のようで、共通言語ではない

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言葉は便利なツール

 

 

言葉に意味付けするのは

自分の価値観と経験から

意味付けや言葉の使い方を選ぶ

主観的な意味合いになる

 

 

人には同じ言葉を意味付けしても

言葉の重み言葉の意味の深さ、言葉の捉え方

全く違うのだ。

 

 

それは、自分の経験をもとに

自分の解釈によって、言葉をフィルターにかけてから

受け取るからだ

 

言葉は文字だけでは

ただの形

そこに受け取る側が

共通単語を自分のフィルターで、言葉に意味付けをした時に

初めて文字が意味のある言葉として生きる

 

 

しかし

言葉の意味は、共通な解釈にはならない

そこに状況判断が加わったり

主語が入ったり

誰に当てた言葉を意味しているのかなども

自己フィルターを通した推測、憶測でしかない。

 

 

その思考の価値観のベースは、幼少期の環境や経験から

少しずつベースが出来ていて

無意識にそのベースを使い

文字を言葉と認識し

使えるツールとして

コミュニケーションとして流通させているのだ。

 

 

私たちが人と関わるときに

価値観から人との違和感を感じる

そして、考え方もそうであるように

その違いにストレスを感じるのだ。

 

 

違う、違い、違和感、不快感

それは、自分と違う価値観を意味し

自分が正しい!と無意識に思っている

なので、不快感として感じる。

 

主観が自分の中心なのは必然であるが

それが、他者にとっては価値観の基準ではない。

違う価値観の基準がある。

 

 

自己価値観の上で、自分は正しい。

正論なのだ。

それは、自分にだけ通用する、自分の中でだけの正義

 

 

自己価値観だけが、世の中の基準であると幻想し生きているとき、

他者との価値観の違いに違和感を感じ

あなたとは違う価値観だけど、その考え方もいいね。って

この違いを受け入れられない時

他者との距離感に戸惑い、ストレスとして感じてしまうのだ。

 

 

言葉は便利であり

共通言語のようだが

経験した心の傷や、環境、関わった人で

言葉の捉え方一つ、全く違ったものとなるのだ。

 

 

誤解が生じやすい人生経験を持っている時

それは、自分には凝り固まった

言葉の捉え方があるという

気づきにつながる。

 

世間一般常識というのさえも、自分の中でだけ通用する価値観なのだ。

 

 

自分自身の人生経験の捉え方を、一方方向からではない見方をして

出来事に意味づけをしていく

また未来への不安を違う意味づけで想像するとき

見え方が大きく変わっていくのだ。

 

 

言葉は、自分だけが

自分の価値観を主観的な捉え方だけで

受け取るので

そこに自分の中だけのルールが無意識にあるのだ。

 

 

自分が正しいという考えは、自分に自信を与える

しかし、極端なものの見方は

社会を見る目線が狭まってしまう。

 

 

狭まった視点で他者と関わりをもつことが

他者との「違い」にストレスを抱えてしまう

 

 

他者との価値観の違いに違和感を感じ

自分の価値観を押し出したい時、

批判したい気持ちが強く出てしまう

それは、自分の心からの訴えもあるのだ。

 

 

自分が正しい、

自分を理解してほしい、

自分を大切に扱ってほしい

自分を蔑ろにしないでほしい

 

 

その思いは、

自分が自分へ向けている証拠なのだ。

 

 

  • 自分が自分を認めることをしていないために、誰かに正しさを認めてほしい
  • 自分が自分を理解していないために、自分への自己評価を低くもっているために他者から理解してほしいと願ってしまう
  • 自分が自分の本当の思いを優先にしていないために、自分を大切にしてほしいと他者に求めている
  • 自分が自分自身を後回しにし、自分の思いに目を向けられていないために、自分を蔑ろに扱わないでほしいと願っている。

 

など、様々な真意が隠れている。

そして、他者に自分自身の理解を求めることは

自分自身を認めてあげられていないことでもある。

自分への肯定感を持ってあげる必要がある。

 

〇〇でなければ〜〇〇ではない。

そういった枠やルール型にはめて自分自身を評価してしまっているので

自分自身を、その枠組みから出してあげることが大切になります。

 

言葉の真意から

色々な事柄が、紐付き絡まっている。

 

 

また、

言葉一つをいろんな角度で思考し

他者へ発する時は、

自分の考えだという目印を出すため

他者と自分の考えに境界線を作るためにも

 

「私は〜私の考えは〜個人的には〜、主観的な考えですが、〜と私は思う。」などと

言葉にも持ち主は私であるということを、付け加えて発信してみよう。

 

 

人とのストレスを避けるためにも、

自分と他者との間に境界線を入れて、円滑な人間関係を築いていきましょう。

 

これは、自分側にとっても

そして受け取り側の他者にとっても、誤解を受けにくくする

言葉のキャッチボールにもなります。

 

自分が発した言葉を、他者に投げないためにも

私の考えたものであることを、伝えることで

受け取り側にとっても、境界線を持って

言葉を理解し合えることにもつながります。

 

【私は〜〇〇】

受け取る他者:「あなたは、そういう考えなのね。」

 
考え方は違ってもいい。そう解釈でき
考えが違うことを、受け取り側も
自分の考えを否定されたのではない
認識しやすいためにあります。
 
 
 
正しさを主張する必要はなく
自己価値観を主張する必要もなく
わたしが私を理解してあげられていたらいい。
 
より良く、共存して生きていく社会において
お互いに違う価値観の知恵を出し合うことで
より良いものが生まれる。
 
互いの違いは共存社会において大切な価値観
共に違いをぶつけ合うと、
第3の調和点が見つからなくなる
一人と一人が違う価値観を持ち合い
第3の調和点を見つける
それがより良い調和点につながる。
 
 
そのための
言葉はツール
それぞれの価値観を通して
発言、発信、受け取り、捉える
共通言語のようで、共通言語ではない
ツールなのです。
 
 
他者は、自分の心も反映させて
気づきを与えてくれる大切な人。
 
 
他者は、許容を広げて、視野を広げ合える
より広い視野で人生を歩むことを、助け合う仲間。
 
 
 
 

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