心が苦しいとき
過去の出来事から解放されたくて
そこに拘り続ける自分をやめたくて
人は、対象の相手を許すことが、自分がそこから解放されると思考する
許しとは
他者の為にあるの？
他者を許して、自分を解放しようとすると
より苦しくなる
許すとは
自分をその事柄から、解放すること。
同じ意味のように、錯覚するけれど
全く違う。
何故ならば
この世は、二極化で物事を対比して
思考で捉えるからだ。
他者を、許そうとすること
そこにある対比は
許す : 許せない
自分を、許そうとすること
そこにある対比は
許し : 解放
他者を、無理に許そうとすれば、するほど
対比にある
許せないがクローズアップする
自分を、その出来事から解放しようとすれば、するほど、
対比にあるのは
自分自身を解放・自由
その事柄に、囚われている【思考】を解放すること。
出来事は、キッカケ。
その先にある
自分の中の感情を揺らし反応させるための
キッカケに過ぎない
許しは
自分のために使おうとすれば
解放や自由へと繋がる
許しは
他者を許そうと思うほどに
許せないが
表裏一体となり、付き纏う。
他者を許す必要はない
他者を許そうとするから、辛くなり
許せないという思いと共に
過去の出来事が一致して付きまとう
許そうとすることには
二つを分離させて考えてみる
1・対象者（登場人物）
2・出来事の内容
3・自分（当事者）
4・出来事で反応した感情
5・出来事で考えたこと
許すのは
3・自分（当事者）
4・出来事で反応した感情
5・出来事で考えたこと
許す必要がない（対比が許せないになるから）
1・対象者（登場人物）
2・出来事の内容
いくら考えても
どう理解しようとしても
我慢や不満、怒りの先にある許そうとしている行為
解放されたくて、忘れたくて
無理やり、思い込んで
頭の中、心の奥に追いやろうとする
見たくないものを蓋をすることに
繋がってしまう。
ここに、意味は見つからない。
他者に向けられているから。
許しの解放に繋がるのは
3・自分自身
4・出来事で反応した感情
5・出来事で考えたこと
ここを整理すること、捉え直すこと
それが真の赦しに繋がる。
心の静寂
心の中にザワザワしたものがないこと
それは、心の奥に追いやられた感情がない、または、きちんと整理されている。
心のザワザワは、まだ整理されていない
思考や感情
そこに気づくために、反応する。
心の中、頭の中に似た感情を起こすものが
なければ「反応しない」
心はザワザワしない。
「ある」から反応する
1・対象者（登場人物）
2・出来事の内容
ここに意識を向けるから、見つからない
おさまらない感情
感情は自分の中での反応
だから
他者に向けても、他者を許そうとしても
自分の中の感情に気づいてあげなければ
一時的な応急処置になり
何も変わらない、ザワザワはまた顔をだす。
見つけて欲しくて、訴えてくる。
だから、対象は「私への許し」
自分自身を救えるのも
自分自身
自分自身を許すことは
順を追っていくことで、解放へと繋がる
自分の身に起こる出来事は、自分のために起きていると気づくことの重要さ
- 自分の人生を受容し、受け入れること
- 自分の人生を認めること
- 自分が選んできた人生だと知ること
- 自分が、よりよく生きたいという願いの先に起こっている出来事だと認識すること
- 自分を愛すること
- 自分のあるがままを認めること
- 人生を許すこと
自己否定の先に、自分自身を許すことは難しい。
自己受容した先に、自分への許しのプロセスへと進む
過程を経て、人生を知る
赦しへの第一歩は
他者を許そうとしていたこと「貴方への許し」が必要ないと知ろう
そこには意味が見つからない。
そして、
そこには自分の心のザワザワは無くならない。
他者を許そうとしていたから、
より「許せない」が拡大していた。
だから、
その思考もいらない。
自分自身を許すことへシフトしていくと
エネルギーが廻り出す。
