星のバロメーター☆心理と感性をプラスして読む♪西洋占星術

心の声・心の音が和む「心理学・占星学・魂からのメッセージ」自動手記コラム

【中年の危機】人生のサイクル〜を知る

人生のお昼、時計の12時の場所は40歳と言われています。
人生の半分に来た時

そしてこんな言葉があります。

ミッドライフ・クライシス

当時は、この言葉を知らなかったのですが
海外では注目されている事でもあるそうです。

ミッドライフ・クライシスというのはカナダの精神分析学者が付けた名称だそうです。

こんな風に書かれています。

 

仕事が大成功しているエリートや、有名人、誰もがうらやむような家庭を持っている人でさえも、アルコール中毒買い物依存症になったり、自殺やドラッグにはまってしまったりする場合があります。 これも、心の病というよりは「ミッドライフ・クライシス」に陥ってしまっている状態なのです。

「ミッドライフ・クライシス」はいわば中年期の思春期です。

心理学者のユングは、この個人の中の深刻な心理的な変化を「生の転換期(レーベンスヴェンデ)」と言い、これまで見えてこなかった問題や欲求に直面する時期がやって来るのはむしろ正常なことと唱えています。

占星術の中で言われているのが、

生まれたときのn冥王星、n海王星、n天王星、n土星に対して、

現在運行のt冥王星、t海王星、t天王星、t土星が、

緊張の角度をとる時と一致しています。

n=ネータル 、sa=ソーラーアーク、t=トランジット

 

人生の転機が、誰もが起こる

土星天王星海王星冥王星は世代で度数は若干の違いはありますが

同じくらいにありますので、影響が出る年齢がだいたいわかっています。

 

私は去年50歳になって

どの現象も過ぎているので、ご参考までに過去の検証をしてみたいと思います。

振り返ってみると、星のメッセージを受け取って行動している、出来事につながっているということが理解できるので、心の整理になったりもします。

 

最初の大きな変化は、天王星が出生図の場所から90度移動した場所に来た時

生まれた時にあった天王星の場所が出生図に記されていて、天体は動いていますので

21〜22年経つと、天王星が90度移動していることになります。

そこが、人生に新しい展開を入れるポイントでもあります。

 

多くは、大学を卒業して新社会人になる時期

結婚や出産の時期

引っ越しや転職

新しい展開が起こりやすい時期です。

 

では、私の人生サイクルでどんな出方をしているのかを検証してみます。

 

 

n天王星-t天王星スクエア、n土星-t土星スクエア 21〜23歳

 

高校卒業後に、信用金庫に勤務して3年経った頃。

1993.3から天王星の影響が出ていて、新しい展開への方向性が出てきた頃。

 

当時、信用金庫勤務で先輩2人、同期2人を差し置いて

3年目で窓口担当に抜擢され、その前に外国為替の担当兼窓口で外貨交換などを担当し、やり切った感と変わり映えのない日々に、自分の中でマンネリ感を感じていたところで

エステティシャンになる夢が浮上して、退職希望を出す。

確か3ヶ月前だから、1994.3月に決断。

 

1994.2月に魚座土星が入って、出生図の太陽とタイトにスクエア

見直しが入ったところにぴったり重なります。

太陽は生きる目的や意志なので、このマンネリ感が生きる目的に対して疑問を投げいます。

そして、土星はもともと3ハウスにあるので、新しい学びへのチャレンジ

10ハウスに天王星海王星がきているので、社会的な方向転換。転職を促しています。

 

天王星-t天王星がスクエアを過ぎて社会的な変化

★t海王星がタイトにスクエアをとって、夢実現への変化を与えています。

1994.6月退社

 

★太陽とt土星のスクエアが先にあって、人生の見直しを提示

★t土星もn土星とスクエアに近づいているところ

 

1995年が土星とt土星タイトにスクエア 新しい学びの場へのチャレンジ

 

信金退職後、すぐにエステ業界へ入社

見習い3ヶ月後に社内試験に合格してエステティシャンになり、その後1年経たずとしてチーフマネージャーに推薦され試験を受けるように言われる

それが嫌で(売上重視の仕事)時期を見て退社。

フェイシャル専門の会社に転職。

 

木星が7ハウス

結婚の話が出ていたし、結婚したいとも思っていた時期。

 

土星は7年周期で、見直してきます。

スクエアで90度にあった土星が、90度また移動してきて

出生図の土星に戻ってくる時が、次のサイクルです。

 

サターンリターン28〜30歳

29歳前後にくるサターンリターン

58〜60歳頃にもサターンリターンが起こります。


土星が生まれたときの土星に戻ってくる時。
約29年で一周するので、ちょうど1周して戻ってくる時

約7年で土星の見直し周期ですが、逆行もしますので多少のずれがあリます。

 

土星なので、試練や責任、困難、障害、修正、見直しなどが

人生を安定させるのために、自分の人生を考える時期。

 

・結婚の時期としては、自分の人生の責任が生まれる

・お子さんが生まれる。親としての責任が発生する。

・離婚の時期としては、人生の見直しや修正

・仕事だと、何かの責任や役職がつくような責任を負う

・親の引いたレールからおりる

 

個々に出方はさまざまだと思います。


私はサターンリターンで離婚しています。

このチャートが一番影響が強い時なんですが、

実はこの日は

息子の手術の退院日でした。

 

7/4に人工内耳埋め込み手術というのをしています。

なので、結構厳しい配置があちこちに表示されています。

 

離婚は、この数ヶ月後

土星も逆行をしますので、進んではまた戻ってきてという感じで

事象が起こります。

 



「自分の人生の計画を見つめるとき」

人生について、見直しや再スタート軌道修正などをしていく時期。

 

離婚などが起こるときは

出来事はキッカケで理由はどうであれ、

何か違う?と感じたり、人生に窮屈さを感じたり

関わる家族との関係に何かを感じたりするのかもしれない。


自分らしく生きていないと感じたり、制限の中にいることを感じたり

人生について考えるので、

家族を増やしたり形を変えるという出方もあります。

 

制限を手放すようなことが起こるというのも土星

 

結婚していない場合は、

親からの制限や親が理想とする人生を歩んでいたりするとき

「自分の人生を歩んでいく」ということが起きやすい。

親の引いたレールの上を生きる自分を、手放す、分離するときかもしれません。

 

人生について考える時期と捉えるとわかりやすいかなと思います。

特に出生図の土星がどんな意味を表しているのだろう?と考えると

見えてくるかもしれません。

人生のサイクルや計画は、個々に違いますのでね。

 

 

n冥王星-Tr冥王星スクエア36〜42歳

次に大きな転換期が、冥王星のスクエアというもの
個人天体によって違いますが

36歳くらい~42歳くらいまでに起きると言われています。

この影響の出方も、個々に全く違ってきますが(ハウスが違うので)

 

出生図で、太陽と冥王星がハードをとっている時

出来事としては、あまりいい出方はしないかもしれないです。

太陽もハードな角度にあるので

太陽が表す人生の目的や生き方を変える時として出る可能性が高いからです。

 

人生に大きな力が加わるので、

新しい自分を生きるという変容が起こることもあります。

それを、逆手にとって

人生を変えたいと思っている時にはチャンスです。

 

私の場合は、9ハウスにトランジットの冥王星が来ていて

この後、社会的な肩書きを表すMCに重なりますので

社会的立場の変容が起こることを暗示しています。

 

 

冥王星は根底から覆すようなパワーがあり強制終了もします。

死と再生という意味ももっていますので、生き方の変化や価値観が変わるなどが起こりやすいです。

 

私の場合は、冥王星が出生図の月とハードアスペクト

太陽とはソフトアスペクト

なので、冥王星と空の冥王星が、スクエアをとると

太陽とはソフトアスペクト

月とはハードアスペクトになります。

 

で、実際にどう出たかというと

この後に、土星を絡めてハードになっていきます。

土星は修正見直しなのですが、6ハウスということで

健康に出ました。

おそらく仕事をしていたら、仕事の肩書き変化や退職で出たかもしれません。

 

月のハードの配置から

突然、入院しました。

しかも、強制的なものでした。

病院行ったら即入院という状態になっていました。

 

 

選択肢もない状態で、強制的な停止。

そういった出方は、冥王星的だなって思います。

 

そして、冥王星土星も死という関わりもあり

病院で、死ということを学び

人生について、生きることや、命についてを色々と感じながら

13日間入院

初めの数日間は、絶対安静で、車椅子の移動でした。

確かにこの表示を見ると、結構危険だったかも。

 

個々の出生図で

ハウスによって、出方は変わると思います。

 

今現在だと、以前ブログでも書いていますが

1982年の方が2022年に顕著に影響を受けていました。

 

ご結婚されたのが、嵐の櫻井さん、相葉さん、綾野さん

お子さんが誕生したのが、小栗さん、鈴木亜美さん

 

1983年生まれの方は、今影響が出ていらっしゃる方が多いと思います。

冥王星は動きが遅く1年のうちの5ヶ月くらいは逆行しますので

行ったり来たりし、去年辺りから影響を与えていそうです。

 

1984年生まれの方は、3月に水瓶座冥王星が移動します。

すると影響を感じてくると思います。

 

嵐もお二人のご結婚というのも、

どちらかというと、結婚がタブーとされているので

それを突破することができたという意味で

冥王星のパワーかなって思います。

ご結婚によって、考え方や物の見方が変化していく暗示かもしれません。

 

 

海王星-Tr海王星のスクエア 41歳頃

私の中では、ここが体感としてはメンタルが最悪だったと思う

海王星が絡んでくると、精神的な不安定は出やすい。

出生図の太陽と月が絡んでいると、顕著に感じると思います。

 

海王星の精神性や創造性、夢や理想を見直すときかなと思います。

 

私の場合は、創造や精神性という部分で

2012年は占星術を通信で学び始めたとき

ヒーリングやオラクルカードを始めたのもこの年

天王星も絡んでいるので、変化を起こした年でもあったんだね。

7ハウスの天王星なので関わる人の変化としても出ています。新しい出会いを暗示です。

 


メンタル面では、

この先どうしていいのか分からないような靄のかかって状態、未来を想像できない状態でした。
霧があると先の景色が見えないように、何も想像できない
どうしていいのか?どうしたらいいのかもわからないような感じで

足元が沼?ヘドロ?という感覚で、歩いても沼にハマって足が埋まっていく感覚を感じていました。

 

海王星はもともと夢や理想などを膨らませたりもしますが、

それが良くない方へ進むと


海王星は、幻想を与えてくる可能性があり

自暴自棄になってしまい現実逃避したくなったり

お酒に走ってしまったり、判断が鈍るので騙されたり美味しい話には注意の時。

また、誰かに頼りたくなったりもするので、不倫に走ったり泥沼の恋愛に陥りやすい時。

 

実際に、妻子ある方との距離感が近くなることがありましたが、

指輪をしている方は拒否というのを決めていたので、

恋に変わる前に離れました。あっぶな〜って感じですよね。

 

そういった縁がつながりやすい時でもありますので、海王星の曖昧になり幻想に輪をかけるような感覚は、注意が必要な時です。

相手も同年代だと、海王星は近い場所にあるので、相手も同じような感覚を感じている時期でもあります。なのでそういった人と繋がりやすいということでもあります。お互いに現実逃避から恋愛に走って、一時的な感情の矛先を埋め合う関係ということだと思います。

 


海王星は、夢へのチャレンジ、芸術活動やアート活動、精神性へ意識を向けるといいかも知れないです。

 


人生半分生きて来て、自分の価値観や知識,人間関係などを学んで来た。
でもそれって、自分中心のルールでしか出来上がっていなかった。

それをもう一度見直すとき。
自分だけが正しいと思っていた事に関しても疑ってみる。
自分が正解だと思うことにも疑問を持ってみる。

後半の人生のスタートを、違うものの見方でスタートしてみる為に
もう一度軌道修正してみる。

今までは親や周りの環境から作られた知識であったり価値観だったりしたけれど
それを、今度は自分自身の目でもう一度見直してみる。

これからは新しい人生、自分について考えてみる。

そんな時期なんじゃないかな?って思います。

 

天王星ーTR天王星42歳〜、土星-TR土星オポジション44歳〜

 

n天王星-t天王星オポジション42歳〜

21歳の時に起きたのが

n天王星とt天王星のスクエア90度

n土星とt土星がスクエア

また同じタイミングで起きてくる。

男性の場合は厄年と言われている年齢と重なります。

 

私が血圧の薬を飲み始めたのが42歳でした。

 

 

土星のメンテナンス人生の基盤を見直せーとチェックはいる時期

一般的には44歳くらいといわれていますが、

生まれた時のn土星と、運行のt土星が180度を取ります。

 

また45歳は、ソーラーアーク法では、ちょうど出生図が45度進んだ場所になるので

45度というのは90度の半分なので、出生図に対して少し緊張を与える角度になるということも重なりますので、しんどい時期が重なるのかなと思います。

 


29歳前後で、自分の人生の軌道修正が入り(私の場合は離婚しました)そして土星がちょうど真反対の位置に移動しましたよ~って時期

その後いかがお過ごしでしょうか~?と伺ってくる。

 

この時に、

心理学の勉強をして資格を取得

占星術の上級コースまで終了しています。

まさに、ここで人生の基盤をしっかりと作った感じがします。

 

私の場合は3ハウスと9ハウスのオポジションだったので、

さらに専門性を磨く時期として、この暗示を使っていますので、そんなに厳しいと感じてはいません。

好きなものを追求という部分で、学ぶことが大変というよりも面白いという意欲に変わっているからだと思います。

 

 

天王星-TR天王星は、体感としてはあまりなかった気がするけれど、、、

 

2017年までは、タイトに天王星オポジションがありましたが、

特に出来事としては息子が高等部3年になるので、卒業へ向けてその後の施設さんや手続きなどで、いろいろな人との縁が生まれた年だったと思います。

人間関係で、新しい刺激を与えられたという感じかなと思います。

 

 

 

これが
人生の後半に起こる

ミッドライフ・クライシス、占星術では中年の危機と言われています。

個人で表すハウスが違うので、出方は色々だと思います。

 

転職、結婚、離婚、起業、フリーランスなど

人生を歩んできて、新しい生き方をするということもあります。

 

女性の方は、特に子育てがひと段落したり、手があいてくると

何か自分の人生を見つめ直したくなる時と重なったりします。

 

そういった時期が、人生に与えられていると分かっていると

体の変化や心の声にも耳を傾けやすいのかなと思います。

 

30歳前半までは、太陽期でもありますので

経験を積む時期なので

チャレンジしていくことが大切になってきます。

 

メンタル的なケアが必要な時期は、人生の後半になって多く感じやすくなるのも

星からのメッセージが含まれているのかもしれません。

 

 

ご参考までに。

coffret11x.hatenablog.com

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